ドラムコード10周年

まだまだ暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?
ビアガーデンに数回行った位で夏らしいことはしてないんですが、先日はAgehaにてドラムコード10周年に遊びに行ってきました。一番思い入れのあるレーベルなので久しぶりにフロアに張り付き状態。汗かいて踊ってセルフサウナって感じでした。

感想。

まずJoel Mull
正直、Drumcodeからのリリースは無いので、ここはHenrikBじゃないのかと思ってたけど、サブレーベルのCoderedからのハメ系トラック、最近のクリック路線のトラックを踏襲するがごとくのジワジワプレイ。前半は90年代終期の頃の音で初めて、後半は今の感じ、終始倍音が無いモノトーンな音で地味ーに引っ張りつつ軽く盛り上げて終了。派手さは無い分長く聞けるようなDJで凄い良かった。
あと、終わった後にフロアのお立ち台で座ってるところをセキュリティに注意されて、寂しそうにブースに戻る背中が小さかった。

で、Cari Lekebusch
ブースでなんかふざけてるヤツがいるなと思ったらカリ!今日の三人の中で一番動きが面白いエンターテイナー。全体的にハードテクノが一番盛り上がってた頃の作りのトラックの選曲。自分でやってるアートワークから感じるヒップホップ要素や、ダブ要素も交えた幅広い選曲だったけど、いまいちピンと来なかったのでお散歩タイムに。
今日は、スウェーデン系の神経質なまでに無駄を省いた洗練されたトラックが聞きたかったのでちょっと残念。 まあ、好みの問題だと思うけど、本日お三方で一番エンターテナー性に溢れる楽しげなプレイをしてました。

ウォーターで大石君とか。アシッドカッコイイ。
眼鏡の外人が可愛かった。 うーん、北欧?

で、最後ベイヤー。
ライトが頭を照らしすぎ!前半相当ハードに攻め放題でちょっと疲れたのでタカミブースへ行ったけど、散々踊った後のコンクリ足場がきつすぎてメインへすぐ戻る。
ダーっと駆け抜けてスターダンサーをかけて落とした後のプレイが最高。アタック立ちまくりの図太いキック、32分のハイハット刻み、無茶なシンセブレイク、重厚な泣きパッド、、、欲しい音が全部があの広い空間で!ヤバイ!こいつはやっぱり凄い!
確固たる音さえあれば無駄な演出は一切不要!これぞテクノの本筋!再確認!

結局音が止まる6時半までずっとメインフロア。疲れてるんだけど、離れられないみたいな。3人も仲良しな感じで最後まで見ててピースフル。

いやー、テクノが好きすぎて困る。

ドラムコードの枠に限らずスウェーデン勢は次の10年も楽しみだな?。
ちゃんとフロアを見てこれまでの流れを踏まえつつ、新しいものをちゃーんと取り入れる感じ、感服します。

さて、自分はというと、最近の製作はこれまでのパーカッシブハードテクノ路線の別の顔として、別プロジェクトでちょい違う方向の音を作ってます。配信オンリーですが間もなくお披露目も出来ると思いますのでご期待ください!